光ケーブルの取り扱いを始めました!
エレクスではこれまで、取り回しのしやすいメタルケーブルを中心に加工を行ってまいりました。しかし、昨今の高速・大容量データ通信の需要に応えるべく、光ケーブルを専門とする協力会社と提携し、お客様のニーズに最適なソリューションを提供できる体制が整いました。
Contents
光ケーブル (Optical Fiber Cable) とは?
光ファイバーで構成される通信ケーブルで、データを光信号に変換して送受信することで、従来のメタルケーブルよりも高速・高品質な通信が可能です。
メタルケーブル (Metal Cable) とは?
銅やアルミなどの金属を導体として使い、通信を行うケーブルです。下記の2種類が一般的です。
- 平衡型ケーブル
- 複数の撚り線をまとめた構造で、低コストが特徴
- ただし、高周波帯の信号には不向きで、ノイズが発生する場合も
- 同軸ケーブル
- 内部導体・絶縁体・外部導体・保護被膜で構成
- 外部ノイズをしっかり遮断し、内部の信号漏れも防止
光ケーブルとメタルケーブルの比較表
比較項目 | 光ケーブル | メタルケーブル |
---|---|---|
帯域幅 (最高周波数と最低周波数の差) | 広い | 狭い |
伝送信号数 | 約1,000,000,000個/sec | 約100,000,000個/sec |
セキュリティ | 不正アクセスをすると 光が漏れて障害が起きるので 通信不可となり安全 | 分解して接続すれば 侵入や盗聴される可能性がある |
耐久性 | 光ファイバ自体は細かい繊維でできており大変繊細なものだが、屋内外での使用が可能なようにシース等で耐久性を持たせている | 銅線を使用しているので電磁波によるノイズの影響を受け不具合が発生しることがある |
コスト | 高額だが大容量、長寿命 | 安価なので小規模な屋内での使用 |
使用例 | 屋外を含む拠点間やアクセス回線 | 宅内や施設内 |
適材適所のケーブル選びが重要
光ケーブルとメタルケーブルでは、接続の安定性・速度・セキュリティ面で光ケーブルが優れています。そのため、大規模なネットワークやデータセンターなどの環境には、光ケーブルが最適です。
一方、コストを考慮するなら、小規模なオフィスや家庭内では、メタルケーブルでも十分な性能を発揮します。エレクスでは、お客様の環境に合わせた最適なケーブル選びをサポートいたします。
進化する光ケーブルの可能性
現在の光ケーブルは、耐重性が向上し、フォークリフトで踏まれても損傷しないほど頑丈です。また、メタルケーブルとのハイブリッド仕様も可能で、多様な接続環境に対応します。
お問い合わせはこちらから!
エレクスでは、メタルケーブル加工の豊富な実績に加え、光ケーブルの取り扱いもスタート。
お客様の通信インフラをトータルで支えるための最適な提案をいたします。
信頼のエレクスに、ぜひお気軽にご相談ください!
また、ケーブル加工については下記を是非ご覧ください。