はんだを使わない実装技術「プレスフィット」のご紹介

「プレスフィット対応できる実装会社を探しているけど、なかなか見つからない」
そんなお声をいただくことがあります。
実はエレクスでも、プレスフィットの実装に対応しています。
今回はプレスフィットの基本的な仕組みと、導入のメリット・注意点をまとめました。
プレスフィットとは
プレスフィットは、はんだを使わずに電子部品を基板に接続する実装技術です。部品の端子をプリント基板のスルーホールに圧入し、端子の弾性変形による復元力で電気的接触を確保します。はんだ付けなしでしっかり固定されるため、振動や衝撃にも強い接続が得られます。

プレスフィットのメリット
はんだ工程が不要 リフローやフローの工程を通さないため、熱による基板の反りやはんだクラックといったリスクを避けられます。
作業時間の短縮 はんだ付け工程がなくなる分、作業工数を減らすことができます。
環境規制への対応 はんだを使わないので、鉛フリーはんだの脆弱性を気にする必要がありません。RoHSやREACHといった規制にも適合しやすい工法です。
導入時に知っておきたいポイント
- 圧入には専用の装置や治具が必要になります。他の部品と同時に取り付けることはできません。
- スルーホールのめっき削れや圧入カスが残る可能性があるため、端子形状や圧入条件の設計が大切です。
- 圧入した端子は基本的に再使用できません。設計段階で位置や条件をしっかり確認しておく必要があります。


どんな製品に使われている?
センサーモジュールや高速伝送モジュール、マザーボード、車載ECUなど、幅広い電子機器で採用されています。特に高い信頼性や環境規制対応が求められる分野で選ばれている工法です。
まとめ
エレクスでは、プレスフィット実装のご相談を承っています。現在は主に医療機器分野での実績があり、高い品質基準が求められる製品の実装に日々取り組んでいます。
「対応できる会社が見つからない」「まずは少量から試したい」など、お気軽にお問い合わせください。通常のはんだ実装やケーブル加工もあわせて対応可能です。
