インターポーザ

インターポーザ基板の作成と実装対応について

半導体不足により必要な電子部品の入手が困難な状況となってきており、中には製造中止になるケースも出てきております。 その場合、基板や製品の仕様変更等が必要になりますが、なかには変更が出来ないケースもあります。そのような場合の対応策の一つに、インターポーザ方式があります。

インターポーザとは?

インターポーザとは、ICチップの電極ピッチと搭載基板のピッチが異なる場合に、貫通電極により表裏の回路の導通をとり中継する基板のことです。



インターポーザ実装事例

従来入手出来ていた部品が諸事情により入手することが出来なくなり、搭載基板の改版を行うことが出来ない状況が発生したため、搭載基板のパターンを変更せずインターポーザ方式で、異なるICチップの実装で対応しました。

評価(振動・落下・温度サイクル・衝撃試験等)

プリント板ユニット製品や装置ユニット製品の試験及び評価については、品川技術センターの技術スタッフや高山本社品質環境保証課の試験関連スタッフが、お客様の仕様に合せ試験及び評価等を実施します。
また、試験設備の製作も含め、電気的な品質保証体制を整えています。

プリント板ユニット試験

インサーキットハイテスターや汎用試験機及び実機試験機などによりプリント板ユニットの単体試験に対応します。お客様の仕様に合わせ、専用試験機の製作も承っております。

装置ユニット製品の試験

お客様の試験仕様に基づき、専用試験機の製作や試験環境の構築を行い、様々な試験に対応します。また、検査成績書の発行や試験結果及びログ等の提出など、お客様の要望に対応します。

温度サイクル試験

温度サイクル試験など、恒温槽を用いた加速度試験等のによる評価も対応しています。

設備名 温度 湿度
恒温恒湿試験機 -20 ~ +100℃ 20 ~ 98%rh
恒温試験機 60 ~ 260℃